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人間サイエンスの会 湯川れいこ先生の講演

人間サイエンスの会の第141回講演は湯川れい子先生でした。

場所は衆議院第一議員会館の大会議室。

演題は「音楽から見えてくる感性~ハーモニーに乾杯!」

音楽とは何なのか。人は皆、心臓というリズム楽器を持っている。

これはとても納得のできる話でした。

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20年来の友人、シンディローパーが2011年の3月11日の震災の時、日本講演のために飛行機に乗っていたけどなかなか着陸できなかったという話、内閣府原子力委員会に在籍し30年に渡って反対の立場をとっている原発の話、代替エネルギーは30年かからないでできるものがあるという話、スティングが熱帯林を使わないでと頼みに日本に来た話。

そして音楽療法、子守唄復興運動、子供の発育の話。知的でパワフルでロックな湯川先生。

ジョンレノンとの話もされました。ジョンレノンからもらったヒントだという「感性のプロセスが大切」という話。

音楽の観点だけではなく多面的な視野でとらえたコミュニケーションの原点の話。

上野動物園の話では、犬も猫もパンダも1日2000回子をなめる。大事に大事にして、子は自分を大切な存在と知ることができる。そして自信を持つことができる。コミュニケーションの原点は自分の認識。放置されたら感じないようにして生きてゆくしかないという発育のプロセスの話は大変興味深かったです。
沢山のお母さんに聞いてもらいたいと思いました。

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