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「福島原発事故から身を守る方法を伝える!」に行きました①

なかなかブログをまとめられず、どんどん日が過ぎてしまうので、少しずつ分けて書いていこうと思います。

7月16日の土曜日、第1回 国際放射性物質被曝対策セミナー「福島原発事故から身を守る方法を伝える!」に行ってきました。

講演者はウクライナ科学者のアレクサンドル・カイリス先生とロシア人医師のイゴール先生とダブルライセンスドクターの陰山康成先生でした。なかなかお話を聞くことのできない外国の先生お二人。そして陰山先生の~放射性物質内部被曝を計測する方法に関して~という興味深い講演。

結論から言うと、やはり自己防衛しかないのです。

まずカイリス先生の講演。テーマは~チェルノブイリ原発事故から学ぶ、放射性物質から身を守る予防医学総論~

やはり医学的に一番危ないとされるのは、16歳未満の子供さんたち。急性の白血病や皮膚がん、肝臓、腎臓がやられるそうです。

講演は通訳付きで専門用語もあり、わかりにくい部分もありましたが、チェルノブイリやベラルーシのデータや国際会議でのデータに基づいてのアドバイスで、貴重な話を聞くことができました。

甲状腺に蓄積されてしまうヨウ素。ウクライナ、ベラルーシ、ロシアでは25年も経っているのに、三代目にも甲状腺がんが非常に多いそうです。

フリーラジカル、活性酸素を抑制することが発病の予防策。

ビタミンC、ビタミンEを摂ることは知られていると思います。

それにはサプリメントが有効です。

立山化成にエビデンスのあるサプリメントがあるそうです。こういうものはきちんと管理して、入手できるシステムがあるといいのですが。被曝量すらわからないのに、何をどうしたらいいのだろうというのが現状。それでも、こういうものがあるとわかれば、少し安心できます。

ライトウォーターというデテリウムを減らした水。デテリウムを減らすと抗がん作用があることが、ハンガリーで実証されているそうです。

成人ならグラス2杯くらいの赤ワイン、子供ならぶどうジュース2杯、キーウィを食べるのがいいそうです。

このポリフェノールやビタミンCによる抗酸化作用なら、すぐにできると思いました。

とても興味深かったのは、携帯につけられる線量計の開発。

公共の場など、外には計器をつけ、携帯用を自分がつける・・・・。

そんな風にはやくなってほしいと思います。

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サンドル・カイリス先生と寺川國秀先生と。

【講師】アレクサンドル・カイリス先生

健康スクリーニングシステムとロシアの作ったリフレクトテラピーとバーチャルヘルスアドバイザーのお話も素晴らしかったのですが、うまく説明できそうもないので割愛します。

二番目の講演者、イゴール先生のお話をすぐ書けなくてすみません。
三番目の陰山先生の講演はいちばんわかりやすかったです。放射性物質を測るのは歯科から・・・実現してほしいこと。これも書きますので、待っていてください。

第二回 国際放射性物質被曝対策セミナー
(国際和合医療学会分科会 放射性物質被曝医療検討委員会)

平成23年9月29日(木)18:00~20:00

お問い合わせ先 国際和合医療学会事務局 03-5798-3133

被曝を免れないなら、少しでも多く被曝対策を知りたいと思っています。

プロフィール
生年月日:昭和20年9月6日
出生地:ベラルーシ共和国ミンスク市
<学歴>
昭和28年―昭和38年 ソ連軍幼年学校(Military School)、ミンスク市
昭和38年―昭和42年 ソ連軍士官学校(Military Academy)、ウクライナ共和国カルコフ市 中尉・戦略工学士
昭和42年―昭和47年 ベラルーシ国立情報電子大学 放射線物理学士
昭和44年―昭和45年 ソビエト連邦規準・度量衡研究所(GOST、夜間課程)放射腺物理学検査士(国家資格)
昭和48年―昭和51年 国立モスクワ大学生物物理学部大学院宇宙生物学研究室 理学博士
<職歴>
昭和45年―昭和48年 ベラルーシ国立腫瘍学放射線医学研究所電子工学物理学研究室室長
昭和48年―昭和53年 リフレクソテラピー研究所(モスクワ)創設メンバー
昭和53年―昭和55年 東京大学理学部生物化学生物物理学科研究員
昭和55年―昭和61年 東京大学教養科学部講師
昭和61年―現在



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