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2011年の梅しごと 梅ジャム

今年も何もなかったように梅しごとをいたします。

梅しごとは、大好きな友たちの影響です。自家製の梅酢をもらったのがきっかけで、三年前から、梅酢や梅酒、梅ジャム、梅干などを作りはじめ、梅を酵母に漬けたりするようになりました。これらを梅しごとと呼びます。

今年は生涯忘れられないようなことが、いろいろ起きました。

それでも季節は変わり、暦はめくれ、梅しごとの時期がやって来ました。

妹からもらった2kgの小梅はまばらに熟してきているので、梅干はやめました。

小梅をやわらかく漬けるのは、熟すのが難しいです。カリカリ梅は母が食べませんので、私は漬けません。

傷んだものを取り除くと、梅は1.7kgになりました。

今年はジャムやコンポート、甘露煮など、煮てみようと思い、まずゆでこぼしました。

けっこう、灰汁(あく)がでました。そして思ったより、煮崩れしました。

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甘露煮とより分けるのは小さくて面倒なので、全部ジャムにします。

ジャムと言えば、梅酒の梅や梅酢の梅もジャムにするといいです。

そっちは梅雨明け頃のしごとにします。今年は梅干を漬けないと思うので、土用干しの代わりに梅酢の梅のジャム作りにしようかな。

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[梅ジャムの作り方](時間など少し加筆しました)

黄梅 1kg

砂糖 500g~

(梅がもっているペクチンだけで作りますから、少しゆるめかもしれません)

①へた(なり口)を楊枝や竹串で取る

※熱湯消毒した保存瓶を用意する

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②梅を水から火にかけ、ゆでこぼす。

③鍋に梅とひたひたの水を入れて火にかけ、煮立ったら火を弱め10分~20分位煮る。

まだ灰汁が出るようなら、すくって取る。

④梅がやわらかくなったら火を止めて、梅の種を取る。

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※ザルを使うと種から実をはがすのに便利。ザルの上で転がすようにする。

⑤砂糖を加え、鍋底をこがさないように混ぜながら弱火で煮詰める(15~20分)

⑥木ベラからポタポタと落ちるくらいのところで火を止める。冷めるとかたくなるのを計算に入れて止める

⑦熱いうちに瓶に詰めて蓋をする

※食べるときに毎回、きれいなスプーンでジャムをすくうよう気をつければ、冷蔵庫で半年くらい保存できる

[梅の効能]

血流改善 成分のムメフラールや豊富に含まれるクエン酸によって血液をサラサラにして、流れやすくする強い血流改善効果がある

= 動脈硬化や高血圧、脳梗塞や心筋梗塞などの生活習慣病を予防する

血液内にコレステロールがたまるのを防ぐ

ガン予防・疲労回復イライラ解消・結石予防・血圧安定・胃腸の働きを改善

抗アレルギー作用・肝臓を保護する

老化を防ぎ、美容を保つ(唾液の若返りホルモン促進)

鎮咳、鎮痛、解熱、消炎作用

カリウム、マグネシウム、リン、ナトリウム、鉄分カルシウムな どのミネラルが含まれているアルカリ性食品

◎そうそう、青梅は毒があるので生で食べないと言われます。

これは、青梅の実ではなく核(種)にあるシアン酸(青酸)によるものです。

未熟な梅・青梅は核が柔らかいために実のほうにまでしみ出てきます。なので、青梅は食べないようにと言われているのです。完熟した実にはその心配はないようです。

きっとあなたも、梅しごとをしていると思います。

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