ヨガなどでセロトニン神経を活性化すると人の心が見えるようになる
第128回人間サイエンスの会の講演は「脳からストレスを消す技術」サンマーク出版「セロトニン欠乏脳」NHK出版、セロトニン道場など「セロトニン研究」の第一人者、医学博士 有田秀穂先生でした。
「セロトニンというのは体のいろんなところにあります。
このセロトニンが欠乏すると心の面で目覚めがよくなかったり、意欲が低下したり、低体温や低血圧など自律神経失調の症状が現れ、不定愁訴的な痛みがあちこちに出たりします。
この症状は、うつ病や慢性疲労症候群の患者の症状と重複します。
なんと自殺者の数が年間三万人を越えて、13年になります。
自殺の背景にある抑うつの原因はセロトニン神経の低下が明らかになっています」
「セロトニン神経を活性化させることで、ネガティブの心を改善できます。その状態は眠くなってリラックスする状態ではありません」
「丹田呼吸法は左脳が動かない状態で集中しなさい。おしゃべりしたり、音を聞いては活性化できません」
「中毒や依存症になるドパミンや不快なストレス反応・不安のもととなるノルアドレナリンはセロトニンが抑制します」
「言葉でないもので相手を理解することができるのが脳。セロトニン神経を活性化すると相手の気持ちが読めるようになります。人の心が見えるようになります」
さらに信頼や愛情に関係があるオキシトシンは脳に効くそうです。つまりセロトニン活性にいいのです。
とても大切なことがわかりました。
ドパミン神経はあらゆる依存症の神経なので、止まらなくなるそうです。
だから、ドパミンでは幸せになれないんですね。
キレる方、心のコントロールができない方、自殺、慢性疲労症候群はセロトニン神経が弱ってきている状態だそうです。
呼吸はリズムを早めたり、ランナーズハイではダメで、ゆっくりやることが重要です。
大変むずかしい研究内容をわかりやすくお話しくださいました。
聞きたかった涙のこと、質問しました。
涙にはコミュニケーションと解消の二通りあるのだそうです。
抑えて泣くのは、ダメなようです。
帰りに榎本先生とマクロビのお店でお茶しました。
いつも背中を押してくださる榎本美代子先生に感謝。
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