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南野陽子さんの新しい「秋のIndication」が届きました

2011年2月9日発売の南野陽子さんのデビュー25周年記念企画アルバム

「ReFined-Songs Collection NANNO 25th Anniversary」

のサンプルが届きました。

昨年の暮れに、作曲・編曲家の萩田光雄さんからお聞きしていて

楽しみにしていたものです。

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私は11曲目に収録されている「秋のIndication」を20数年前に書かせていただいています。

この歌は、グリコ、セシルチョコレートのコマーシャルソングということで、書いた詞でした。

今回、オケの再検討、再構築ということで、エレキ・ギター、ドラムやクラップなどリズムをカット。

“アイドルからアラフォーに、更なる輝きを放つ彼女の女性っぽさを醸し出す”というアプローチ通り、せつなさがぐんと増しています。

Indication=気配

変わっていく気持ちを。

秋と言う夏と冬に挟まった曖昧な季節に、

別れの葛藤をオーバーラップさせ、心が成長していく様。

気配という、言葉には出来ない感情が、新たにステップアップして、伝わってきます。

この歌を聴いていると、思いだします。

際限なく繰り返されるマイナーとメジャーのメロディー。

感情の変化を書きこむのに、メロディーに頼れなくて苦しかったこと。

イントロを2パターン、萩田さんが作って聴かせてくださったこと。

大好きなあのイントロが流れ、懐かしさとともに

何故か新鮮な気持ちになりました。

そしてこのアルバムのお色直しは、一曲、一曲がスゴイのです。

「桜詩集」という新曲は歌詞がもう、たまりません。

このアルバムのために生まれた歌詞です。

素晴らしい楽曲の誕生です。

♪ふたり またね こうして おんなじ川沿い

歩く日が来るって 思えなかった♪

♪誰だって 一生忘れない 恋がある

わたしには あなたと生きてた あの頃♪

このての記念アルバムは続々と発売されていますが

康 珍化さんの「桜詩集」の詞は、おそらく最高峰だと思います。

南野陽子さんも、

「同窓会や、嘗ての恋人との再会、

みなさん凄く共感できると思いませんか?」

と、ライナーノーツに書いています。

名曲ぞろいのこのアルバムのスタッフになれて、本当に嬉しいです。

「秋のIndication」を書いて、心からよかったと思います。

感謝。

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