よろしければ→↘

右の方

見て見て！

*リンク

クリックで企業が募金してくれます

と、あるでしょう。

よろしければ

押してください。

今朝、テレビで働き盛りの介護という番組を観ました。

私も母の介護をして4年になります。

なんとなく見ていたのが、だんだん仕事の手も止めて、とうとう見入ってしまいました。

介護短歌というのにも感動しました。年間応募総数7000首を超える歌です。

それで今日は作詩家協会に出す詩も書かないで、なんと短歌を作ってしまいました。

締め切り間近なのに・・・マズイ。

母の介護。

一度もヘルパーさんに頼むこともできず、デイケアに行ってもくれず、家族だけでの介護。

母は他人に看てもらうのは絶対にイヤだと言うのです。

しかも死にたいくらいイヤだと言うのです。

体の弱い姉は一年に何回か介護の疲れも重なってダウンします。

でも4年。

おかげさまで、要介護３が去年、要介護１になり、今年は要支援１になりました。

薬を飲まなくなり、オムツもとれて、杖も振り回すほどになりました。

２４時間体制なのは、どこの介護家庭も同じだと思います。

医食同源とうるさく言って毎日の食生活には本当に気をつかっています。

リハビリは散歩から始め、筋トレのメニューも考えました。

私がやっている二つのヨガやストレッチやマッサージもメニューに加えました。

さらに家事のすべてをリハビリとして、一緒に母もやるようにしていきました。

つきっきりです。

今では包丁も使えます。できることは少しずつ、増えていきました。

冷凍のうどんなら、自分で作れます。

今の回復は、何よりも本人がリハビリを頑張った賜物です。

母には軽い脳梗塞の痕があります。

テレビを見て、とても勇気づけられました。

介護する人の介護鬱というのも、わかる気がします。

目の前のそこにいる人は、子供のころから一緒にいた親なのに、中身が違う人のようになってしまうのですから。

あの頃から考えると、母は一人で入浴し、自分で食事をし、夜中に一人でトイレに行かれるのですから、夢のようです。

びしょびしょになりながら、お風呂に入れ、スプーンでお粥を食べさせ、ベルが鳴ったら夜中にトイレに連れて行っていた、そんな毎日でした。

「朝、もう目が覚めないといいなぁ」という母です。

８１歳になりました。お笑い番組を見て、時々笑い、クイズ番組を見て、時々答えます。

大嫌いな散歩も嫌々やっと行ってくれます。

食べ物の味にはうるさい方です。

「よくなるよ」

励ましの声

母よりも

自分のために

続けてる