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確かなもの

何気なく開いたホリスティックマガジンに、尊敬する帯津先生の記事が出ていました。

帯津先生は作家の五木寛之氏と一緒に著書を出されているお医者さんです。

ホメオパシーや独自の気功法をなさり、西洋の医療と代替医療の両方の療法をもち、人間を病気の部分でみるのではなく、環境や性格まで含めた人間まるごと全部でみるというホリスティック医学協会の会長で、日本における統合医療の第一人者でもあります。

ホリスティック医学は生老病死、人間まるごとみる医学です。西洋医学や統合医学も含め、それは「つながりの医療」です。医療に養生の要素も入ったつながりの医学です。

昨年、帯津三敬病院の施設見学をさせてもらいました。私は作詞家ですがホリスティック医学協会認定の生活習慣病予防士でもあります。

患者会にまで参加させていただくことができ、癌で余命3ヶ月といわれたのが17年、11年と生きているという患者の方々にお会いすることができました。そして患者さんだった方から、併設の道場で気功と太極拳を教わりました。

つながりの医療と西洋医療や統合医療は何が違うのだろうと考えさせられる面が沢山あります。心と体、人と人、西洋医学と気功やヨーガなどの代替医療。つながり、すなわち関係。

帯津先生によると、五木寛之氏は「明日のことはわからない。今日しっかりやればいい。確かなものは関係だけ」と著書『人間の関係』で書いているそうです。

そして帯津先生も「目に見える肉体や世の中の雑事、名誉やお金は変わり、移ろいゆくもの。環境とのつながり、人と人とのつながり、死後とのつながりなど、そういった関係やつながりだけが確かである、と思うのです」と書いています。

足りないものを補ったり、隙間を埋めるような関係、そんなつながりこそ、確かなものだと私は思うのです。

ここ数日、生き返った猫の奇跡和みのヨーガのつながりのことを書きました。

つながりを大切にして、生きたいと思います。

それは確かな愛だからです。

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