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魂が喜ぶキム・シンの音

キム・シンさんのコンサートに行って来ました。

シンセサイザーが奏でる素晴らしい音の数々にすっかり魅了されてしまいました。

「誕生」「ヴンダリーカ」「ひとしずくひとひら」「花の木山の風の道」「夏の夜」「鬼舞」「地球まほろば」「いつくしみ」「ナビヤ」「送る、迎える」(地球まほろば)

どの曲も魂が喜びます。

アルバムというのは、好きな曲とそうでもない曲にだいたい別れるのですが、キム・シンさんはそういうまあまあの曲というのがひとつもありませんでした。

ハートが浄化される気がしました。自分に満ちているものと足りないものが同時にこみあげてくる感じがしました。

自分を許せる気持ちになるのです。

魂が喜ぶ音楽です。

心の中の書きたいことはたくさんあったのですが、

ことばにすると意味が変わってしまいそうなのでやめます。

「音楽で地球を丸ごと包みたい」というキムさん。

若田光一さんが宇宙に持って行ったCD「久遠の宇宙」は帰還後NASAから「宇宙飛行証明書」をもらっています。

ご自分の名前の星が、空にはあるそうです。

ことばではなくて

心の声を聞きたいとき

心の耳を澄まして・・・

そんなとき シンセサイザーが私を心の内側へいざなってくれました。

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コンサートに誘ってくださった荒井節子先生は本業以外にキムさんのスタッフです。「人を大切にする、命を大切にする気持ちになってもらいたい」と節子先生は言います。

アンコールは「アメイジング・グレイス」でした。

私は白血病で亡くなってしまった本田美奈子さんが歌っていたのを思い出して泣きました。引き出しの中にそっとある、若い日の二人のスタジオでのスナップ写真を思いました。

生きることは楽しくて悲しい・・・一度の人生の、自分の人生の主役はあなたです。苦しい日もあるけど・・・。

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