もうひとつのオズ
悪いと思っていたことがよくて、
よいと思っていたことが悪い。
悪いと思っていた人がよくて、
よいと思っていた人が悪い。
いったい何を信じたらいいのだろう。
そんなエアーポケットにおちいった時、
信じるものは自分。
でもその自分を支えるものは、
やっぱり愛なのだろうか?
お金や地位や名誉でもいいのだろうか。
願いを叶えるために、人は行動する。
願いは夢とは限らない。
叶わないから夢を見ることもあるだろう。
ライマン・フランク・ボウムの「オズの魔法使い」は、希望と知恵と勇気が大切という精神を語っていた。
切なくて悲しいもうひとつのオズの物語。
すれ違っていく心。
置き換わっていく真実。
グレゴリー・マグワイアの「オズの魔女記」を原作にした
ブロードウェイ ミュージカル「ウィキッド」
その「ウィキッド」の劇団四季のを観てきた。
心が変化してゆく様がページをめくるように客席のこちら側に見えた。
ストーリーに何故と思う隙間はなかった。
今までの観劇で足りないものがそこにあった。
この原作のもととなった「オズの魔法使い」のイメージもこわされていなかった。
なんか魔法にかかっちゃったかな。
あなたを愛したことは間違いではなかった。
選んだ人生はこれでいいのだ。
そう思える観劇の夜だった。
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