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二人の同じ

あなたを見つめながら
遠い日のあなたに重ね合わせていた
時の悲鳴が聞こえ 
過ぎてきたあなたが愛しくなって
伸ばした指の先にあなたの指がそっと触れると
空白の時間を越えて
ずっと一緒にいたような気がした

切り抜かれた時間は
確かに二人だけのもの
この今は永遠に二人だけの今でしかなく
私にはかけがえのない今
それは悔いのない二人きり
ずっと一緒にいたい気がした

目を閉じると遠いあの日の横顔
目を開ければ、少し私の知らない眼差し
あの日と変わらない二人
大切にしたいという素直な気持ち
ずっとそばにいたい気がした
真っ直ぐに目の前だけを見つめていれば
あなたが立っている薄い氷は壊れない

もしも二人の気持ちがピッタリ同じではなかったら
私たちはまだ、あの私たちだったかもしれない
二人の気持ちが同じなら
うつつに張った薄い氷の上 
挫けないで あなたのもとにたどり着ける

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