200階のエレベーター
二人きりのエレベーターのドアが閉まったとき
ここが2階ではなくて
200階ならいいのにと思った
すぐにドアが開き
私はあなたを遠くに感じるスイッチを止められない
せめて200階のエレベーターなら
地上に着くまでに
あなたは私のすぐそばにいてくれるし
のばした指先に指を絡めてくれるし
私たちはKissもできるのに
帰りたくないと言った瞬間
エレベーターのドアが開いた
そして、二人だけの時間のドアが閉まった
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