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決して笑えない暗さをネタに笑いをとる、藤岡藤巻の憂鬱を笑え。

決して笑えない暗さをネタに笑いをとる、藤岡藤巻の憂鬱を笑え。

育ての超一流、市村朝一氏が気に入ったというから、見に行ってみた。招待席は、業界人だらけだった。加齢臭を消す消臭スプレーが、観客全員に、お土産として配られた。こんなに年齢層の高い観客が集まったコンサートは、SHIBUYA-AX始まって以来だと言う藤岡藤巻のMC。

ただのイジケタおやじが、ちょいダサおやじに仕立てあがっていて、そこらのちょいワルおやじより、カッコよかった。そして、親近感があった。牛乳、トイレットペー、海苔を買って帰らされる情けない男の人生が、陰のある孤独な男より、母性をくすぐる感じがした。本音っぽい心情が、時としてカッコよさにも思えるし、本音で来られてしまうと、強さにもとれてくる。たとえ内容がダサくても、本音には勝てないだろう、どうだ!みたいな日本のお父さんだ。
1人じゃないんだよー、中高年の憂鬱・・・みたいな、とでも言いたげなメッセージ。
男は、慰めあわない動物なのかと思っていた。プロセスより結果を重んじるのが男たる所以と思っていた。だから、そうなったんだろーって、女の側からは叫べる気がする。
自分の情けなさをおやじ同士、ファンと見せっこするのか、三次元的な人生に悟りを開くのか、どこまでもダサい人生を見せびらかすのか、ちょいダサおやじの向かうところが楽しみだ。
市村朝一氏、さすがだ。

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