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レコード針の音

「Nothing's gonna change my love for you」のテープは大事にしたいから、
中身をMDにダビングした。このテープ、1984年ので、久々に聞いてみたら、
イントロの前に、じりじりって、針の音がする。
レコード特有の。CDじゃありえない音。
そしてじりじり音の前には、かすかに、針が盤に乗った瞬間の音がする。
ダビングのときのことを、想像してみる。
回りだしたレコード、プレーヤーの針ついてるレバーみたいなのが、
レコードのほうに、ぎゅーんって、動いてきて、いったん止まる。
そしてレコードめがけて、上から静かに下りてくる、
針が盤に乗った瞬間の音、次にじりじり・・・こんな感じかな。
プレーヤーが自動じゃなかったら、なかなか大変な作業だ。
聞くだけでこれなんだから、録音は今と比べると、
どれだけ大変だったのだろう。
テープ作るのは、根気の世界?大げさかしら・・・。
だからさ、ダビングしたい曲が、一曲目じゃなかったら、
針をジャストで落とすのも、けっこう難しい。
わたし的にですが。針を上に上げておいてポーズ、
レコードはグルグルさせておいて、録音スタートさせて、
針を下ろす・・・かな。これは、体験しなくちゃ、わからないな。
針がうまくいっても、神経の集中は、まだ解けない。
録音中に、大きな振動を起こすと、おっと!
針が飛んだとかなって、音も先にすっ飛んだりする。
もちろん、それ、そのまんま、録音される。
だから、プレーヤーの周りは、そーっと歩いたりした。
この感じは、うまく書けないなぁ。
このアナログ的な気の遣い方は、面倒くさかったけど、懐かしくもある。
作ってくれて、ありがとう。そんなこと思いながら、聞いている。
針のじりじりって音、すごくいい。
キュンって、心がなる。
ノスタルジックな過去への、扉みたい。
なにもかもが、愛しい。
1984年が、まるごと愛しい。
私ったら、針の音、フェチだったのでしようか・・・。
なんで、今頃、こんな細かいこと、考えてるのだろう。
レコード知らない人は、なんのことですか?だわね。
うちの子供なんか、レコード見せたら、
うれしそうに、いきなり飛ばそうとした!
やめて、それ、フリスビーじゃないんだよー、私が書いた、南野陽子よ~。
あわてたわ。
「Nothing's gonna change my love for you」 MDだからさ、
針の音つきで、一曲リピート再生してるの。
消すこともできたけど、あえて針の音、残した。
私は、針の音の時代の人なんだね。
このテープは、永遠に宝物だよ。

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