チョコレート工場

最近は、友チョコが流行っているので、
手作りチョコのお手伝いが、毎年この時期の夜の仕事。
今年は、クッキーも作りたいと言うので、夕方、買出しに行った。
チョコ売り場は大盛況で、本当に老いも若きも、チョコを抱えて並んでいた。ついでに、こんな女も！と言ったら、ものすごーく失礼だろうけど、
そんな風に見える茶髪とか、つけまつ毛さんとか、つけ爪の少女とかも、
チョコレートを選んでいた。
その人ごみをぬって、粉砂糖や手作りに必要なものを見ながら、
私がチョコをほしいよなーとか、思った。
売り切れのプレートが置かれていたのは、
いつもはカップに入った生チョコケーキ。
それがハートの形になっていて、おっ！よかったなと言う感じ。
売り切れですの、と、ちょっと誇らしげにしているように見えてしまった。
すごい空想ですね、すみません。
でも、売り切れだと思うと、何故か、食べたくなるから変だよね。
私は、なんだ売り切れかで、終わってしまったけど。
ここまで書いてみて、食べるのが自分という発想なのが、笑える。